本社からの刺客3
チーフに電話をガチャ切りされた私はすかさず管理者に電話をした。
管理者は40代後半のおっとりとした女性だ。
私はとりあえず今さっきまであった件を順に説明していった。
ただ、私はあまり説明が得意なほうではないので、うまく伝わったかどうかは不明だ。
管理者はただただ困った様子で私の話をきいていた。
だがそれもそのはず、管理者は戸惑い気味に私にこう言った。
「あ、私そのことすっかり忘れていました。たしかにそのようなことをチーフに言ったかもしれません」
管理者自身、他部署のフォームに合わせるという事をすっかり忘れていたようだ。
しかも、その依頼元が管理者のアシスタントからであったことが判明した。
どうやら、その資料を実際に使用するのは管理者のアシスタントらしい。
「できれば、ひな型が欲しいのですが……、表を1から作成するのは時間もかかりますし」
そう私が言うと管理者は二つ返事でデータを送ってくれることを了承してくれた。
電話を終えた10分後にはアシスタントの女性から、データが送られてきた。
しかも、入力しなければいけない項目のデータまでもがきちんと分かりやすく説明されていた。
なぜこのような簡単な事をチーフは拒んでいたのだろうか。
疑問は尽きない。
だが、私はチーフからこの件については管理者には絶対に言うなと言われている。
だから、私は管理者にその事を伝えた。
管理者は「では、この電話を私がもらったことや、データを送ったことについてはチーフには内緒にしておきますね」と言ってくれた。
目には目を歯には歯をである。
だが、その数分後アシスタントの人からチーフと私宛に先ほどと同じデータと、本社用のデータのひな型も送られてきた。
どういうことだろうと思っていたら、管理者から電話がかかってきた。
ブログについて
日記というカテゴリで読書について2日間ぐらい投稿したが、その記事を読んでいただいている方であれば、私がとても飽き性であることを薄々感じとっているのではないかと思う。
そうなのである。
読書についての記事の続きを書く予定だった私は、別の事を書きたくてしかたなくなってしまったのだ。
私の頭の中は常に雑念しかないのである。
そして、ここで言い訳を1つしたい。
私の文章はちょっと読みにくいかもしれないということである。
私自身が書いているので、私は読みやすいのであるが他のブログを読んでみると、皆、読みやすい文章を書いている。
これが経験値の差なのだろうか。
読書量の差なのだろうか。
それとも才能なのだろうか。
と一応自分の文章が至らないというのを言い訳する文章を書いておく。
ひとつスッキリした。
あと私は今このブログがどういう状況になっているか書きたくなったのだ。(ブログで書くという表現はおかしいだろうか。打つのほうが良いのだろうか)
まずカテゴリの「仕事」についてであるが、これは私がこのブログを始めようとおもったきっかけである重要な連載小説である(いや小説ではない、ただの事実でノンフィクションだが、フィクションとして受け取ってほしい)
本当はタグに不倫とつけたいところだが、私自身が不貞行為をしているというわけではない。
ただ、一歩間違えれば私の立場が危うくなる事態が進行している。
それが1人の人間が己の欲望のために暴走しているのか、それとも誰かが私を陥れようとしているのかが問題で、今まさに私はそれを推理中であり、その悪に対峙しているのである。(まったく大げさなものである)
無論、これは小説ではないので真相はきっと分からないだろう。
正直、現在進行形で進んでいるので毎日気が重い。
そして、日記は私の日常を綴っている。
ゆくゆくは読書というカテゴリを作って読書感想の記事もあげるつもりである。
さて、今私が書きたいと思ったことは以上なので、今日はここまでにしたい。
読書熱2
今抱えている悩みと言うのが、読書記録をつけたいということだ。
Youtubeやネットで色々と調べてみるも私が求めているものとはちょっと違う気がする。
たぶん、「読書記録をつけたい」という抽象的な思いだからこそ、具体的な絵が見えないのかもしれない。
そもそも、私はいつも断定的な言葉をいわず、「かと思われる」とか「かもしれない」を良く使うのだが、きっとそういうところからこの優柔不断さは来ているのだろう。
だから、ここで今自分が何をしたいのかを考えて記していきたいと思う。
①次読む本のタイトルを素早く知りたい
これは、私がいつも図書館で本を借りる時に図書館の予約システムを使うのだが、シリーズものだと適当に選ぶのではなく、次の巻を借りなくてはいけないのだ。
だから、正しいタイトルと順番を知っておかなくてはいけないのだ。
なので、次に読む本のタイトルがすぐに分かるようにしておきたい。
②とりあえずシリーズを何冊か読んだが、少し期間が空いてしまった。次何を読むのか直近で何を読んだか知りたい。
この横着物! とハリセンで頭を叩かれてしまうほどの怠け者の私であるが、これで読まなくなってしまったシリーズは数知れず。
③過去にどんな本を読んだか知りたい。
私の所属している部署はよく集団記憶喪失を起こすのだが、それがちょっと感染(うつ)ってしまったようである。
記録を取っていないので、過去の自分を振り返れなく少し寂しい気分になっている。
できれば、昔自分が何を読んだのか回想したいと考えている。
あと、手書きをしたいのだが、手書きをしている最中にとても面倒くささを感じてしまうのだ。
でも、パソコンでタイプしても、パソコンを開かなくてはならない。
とても面倒だ。
すぐに、パソコンをひらかずに、スマホも嫌なのである。
ルーズリーフにファイリングしてあって、ペラペラめくって自分が欲しい情報を得たいのである。
とてもワガママ脳なのだ。
でも、誰に迷惑をかけているわけではないので、この事を知っているのは自分と今これを読んでいる人だけである。
とりあえず、今ここまで書きだして思いついたのが、①次読みたいものはwebで調べてコピペして、ルーズリーフに印刷する。②③読書記録は手書きで日付とタイトルだけ書く。
本当は感想とかも書きたいのだが、感想はこのブログにでも書こうと思う。
さて、読書の感想なのだが、私的に読書の感想というのは面白いものだけ世に公開すればよいかなと思っている。
これは、また次回書きたいと思う。(思う思う思う口癖である)
読書熱1
本を読むのがとても好きだと宣言できるほど、読書が好きというわけではない。
かなり波があって、読みたい時と読みたくない時の差が激しい。
読まない時は本当に読まない。
読もうという気持ちは常にあるから、図書館で何冊か借りるのだがそのまま返却することもままある。
そして、ジャンルも様々だ。
今はミステリー小説にはまっていて、大倉崇裕さん、恩田陸さん、赤川次郎さんを読んでいる。
一時期は生物系の本や、動物行動心理学の本を漁るように読んでいた。
ちなみにシリーズものが好きなのだが、読み方がわがままスタイルなのが私の特徴だ。
今読んでいるもので例えてみると、大倉崇裕さんの白戸修シリーズ、恩田陸さんの神原恵弥シリーズ、赤川次郎さんの吸血鬼シリーズを順番で読んでいる。
同じシリーズをずっと読んでいると飽きてくるのだ。
飽きてくるのになぜシリーズものが好きかというと、登場人物の名前や相関図を頭の中で作り直さなくてもよいからだ。
小説を読むときに一番面倒なのは、この登場人物がどういう立ち位置でどういう人間かを頭に入れることだ。
短編物で登場人物が毎回変わるものなんて、最悪だ。
いちいち、またキャラクターを覚えなくてはいけなくなる。
脳みそがとても疲れるのだ。
ただ、元気がありあまっている時は最高である。
みなぎる脳みそパワーをキャラクターがことごとく変わる短編集に注ぎ込むのだ。
ただ、1冊読み終わるころにはかなり疲弊していて、キャラクターの変わる短編集はその後1年ぐらいは読まなくなる。
そして、今現在私はある悩みを抱えている。
それは次回に書くとしたい。
本社からの刺客2
とある本社勤務の50代ぐらいの男性社員が私の勤務している都内某所の支店にやってきた。
支店にいる社員と仕事の打ち合わせをするわけでもなく、1、2時間部屋を借りては帰っていく。
その後も週に2日ぐらいの頻度で支店に足を運んでいた。
とまあ、ここまでが前回までの簡単なあらすじである。
本社からの人間となるとそれは丁寧に扱うのが一般的だと思う。本社には私の仕事を統括しているチーフがいるのだ。
何を言われるか分かったものではない。
しかも、私は本社のチーフと仲が悪い。
性格が合わないから仲が悪いというわけではない。
とある事件が起きたのだ。
それはさかのぼること1年前。
チーフがとある資料を作成してほしいと依頼してきたのだ。
チーフもチーフで、さらに私たちの仕事をまとめている管理職の人間に頼まれた依頼ではあるのだが、チーフはPCに弱くエクセルの関数を使える人間ではなかった。
だから、私に依頼してきたと思うのだが、私はチーフの話をきいているうちに、エクセルのひな型をもらったほうがいいのではと考えた。
チーフの話によれば、他の部署とフォームが違うので統一してほしいという上からの依頼があったというのだ。
だから、そのフォームで作ってほしいというのだ。
しかも、チーフはそれがどんなフォームかを口頭で言ってくるのだ。
他の部署のフォームに合わせるのなら、そのフォームをよこせと普通思うものなのだが、なぜかチーフはオリジナルを作れと言う。
ちなみに、私はデザイナーでもなんでもないし、プログラマーでもエクセルのプロですらない。
口頭できいただけの説明で他部署のフォームが作れると思っているのだろうか。
だから、私はチーフにチーフの上でとりまとめている管理者に他部署のフォーム、もしくはひな型をメールで送ってもらえるように頼んでみた。
そしたら、チーフはそれは出来ないと言う。
なぜだ・・・
しかも、チーフはこのことは管理者には言うなという。
なぜだ・・・
とりあえず、私は簡単に作ってみると言い、電話を切った。
ちなみに、ここまでのやり取りは本社にいるチーフと支店にいる私との電話での内容である。
ひとまず簡単に作ってみようと思ったその時、またチーフから電話が来た。
開口一番「管理者にもう電話した?」と言うのである。
どんだけ、秘密にしておきたいのだろう。
まあ、私は管理者には電話するつもりでいたので、何を言われようが電話をするのだが、それをチーフには言わず「まだしていませんよ」と答えた。(「まだ」とは言わなかったほうがよかったかもしれない)
そしたら、チーフはとりあえず自分が作ってみたサンプルを送るからこれに関数を入れろと言う。
間髪入れずにメールを受信し、添付されたファイルを見てみた。
すると、そこにはエクセルのしゃれたフォームで作成された表があった。
これに関数を入れてもよいが、何のデータを入れるのだ。
関数を入れてもいいが、こういうものには作成仕様書というものが必要なのだ。
どういう関数を入れてほしい。色は何色に変化するようにしてほしいとかリクエストがなのだ。
言っておくが私はプログラマーではない。
チーフの話をきいていると、かなり時間のかかりそうな関数になるのが分かった。
そして、チーフがオリジナルで作ったはいいが、管理者がこれは使えないといったら私がコレに費やした時間が無駄になるのだ。
なので、私はとりあえず再度ひな型をもらうように説得したのだが、そしたらチーフは
「じゃあ、もういいですっ!!!」
と怒鳴り声で電話をガチャンと切った。
本社からの刺客
それは突然やって来た。
ある朝、私が自分のデスクでその日の業務の準備をしていると、社員とおもわしき50代ぐらいの中年男性が私のほうへやってきて「今から使える部屋はあるか」と聞いてきた。
私の仕事の詳細はあまりここでは多く語れないが、「部屋」を用意するのも私の仕事だ。
とはいえ、その部屋というのはデスクワークをする部屋ではない。
基本的には社員が自分で部屋を予約するのだが、緊急の場合は私が対応することもある。
その男性社員は続けざまに「自分で予約をしなければいけませんか」と少し苛立った様子できいてきた。
服装はスーツではなくカジュアルなシャツにジーンズ。背中には黒のバックパック。
仕事に来ているのか遊びに来ているのか、何をしに来たか分からない装いではあるが、首から下げているのは間違いなくこの会社の社員証である。
私は空いている部屋を確認し、利用時間と名前を問うた。
社員の名前が分からないと予約ができないからだ。
私はその中年男性社員の名前を聞き出し予約を進めた。
部署名を聞いて本社の人間だと言うのはなんとなく分かっていたが、それをその時に気にすることもなく、適当な部屋を予約をし案内をした。
その日から、たびたびその中年男性は本社ではなく、わざわざ都内にある支店にやってきて、部屋を使い始めた。
通常の部屋の利用方法ではないと気づくのは、それから2か月ぐらい経ってからだった。
友達がいない
ブログ最初のタイトルがとてもネガティブなものになってしまった。
誰かに読んでもらうために書いているブログだけれども、そもそもブログを書こうと思ったのは、自分が置かれている現状を誰かに知ってもらいたいからなのだと思う。
そんなわけで最初の記事というのは自己紹介を含めたものになると思うのだけれども、それに対してタイトルをつけるというのは私にとって非常に至難の業となる。
陰キャである私がタイトルに「今日からブログ始めます♪」や「はじめまして(ハート)」なんぞとつけられないのである。
そもそもこのブログ自体3日坊主になるかもしれないし、続いたとしてもあまりハッピーになれるような内容になることはないと断言できる。
前置きが長くなってしまったが、自己紹介はおそらく自己紹介の欄に書いてあるので省略するとして、タイトルの「友達がいない」に言及しようと思う。
おそらく私に友達がいればブログを書くことはなかったかもしれない。
誰かに話せばスッキリするので、人間不思議なものでいくらモヤモヤしていても誰かに話せばスッキリして、その嫌なことを思い出すまで忘れることができる。
私は誰かに嫌な事を話す事ができないのでスッキリすることもできなければ、一時でも忘れることができないのである。
というわけで、ここに書きたいと思う。
色々と個人情報やらなんやらと厳しくはなってきたが、それは自分のため社会のためにも必要なことだ。
だから、そういった特定できる情報は省略して、だれけども内容が分かるように書いていきたい。
そして、その事柄は現在進行形で進んでいる。
自分自身も今後どうなっていくかは分からない。
けれど常に人生の分岐点に立っていることに気づかされる。
誤った選択をしないように、一つ一つの起こったことを考えていきたい。